
4期生 澤田燎さん
坂上ゼミ4期生の澤田燎さんにお話を伺いました。2020年6月16日に、zoomを使用しオンライン上でインタビューをさせていただきました。ご協力ありがとうございました!
大学時代について
◆大学時代について教えてください
大学時代は、サークルには所属せず特に勉強に力を入れていました。大学の交換留学でアメリカのポートランドへ1年間留学に行っていました。アルバイトは早稲田の中央図書館の近くのカフェでしていました。
◆坂上ゼミを選んだ理由を教えてください
実は第一志望ではなく、二次募集で坂上ゼミに行きました。美術に関しては授業で少し履修していた程度でそこまで詳しい知識はなかったのですが、異文化交流や異文化接触という面で関心がありました。また、ゼミに入って勉強する中でより美術に興味を持つようになりました。
◆当時の坂上ゼミの様子について教えてください
一学年15人程度で同期には男子が6人いました。ゼミの同期はすごく仲が良く、ゼミ以外でも週に数回集まって遊んでいました。当時から韓国合宿はありましたが、二学年全員で行っていたのでかなりの大所帯でした。
◆就職先(進路)を決めた理由について教えてください
1社目は最初から転職を見据えて入社しました。先輩社員にどんな仕事をしているのか話を聞いて、裁量権があること、最初からバリバリ働けることを重視しました。
◆就職活動で意識したこととはありますか
就職活動では見栄を張りがちですが、自分の言葉で伝えた方が最終的には伝わります。新卒で入った会社で終わるわけではないと考えて、気負いし過ぎずに就活を進めました。
仕事について
◆具体的な仕事の内容について教えてください
公益財団法人日本サッカー協会に所属しています。日本サッカー全体を盛り上げられるように、またサッカーを通して人々の生活がより豊かな社会にしていけるように活動しています。現在はコロナの影響で活動が難しいところもありますが、「withコロナ」のなかでプレイヤーズファーストの環境を整えられるよう、再開後に向けて日々準備を進めています。
◆仕事のやりがいや楽しさ、また大変なことについて教えてください
サッカーが昔から好きだったため、サッカーに携われていることが幸せであり、常に楽しいしやりがいは非常にあります。スケジュールによって動きが違うことや、忙しさのアップダウンがあることは、慣れるまでは大変な部分でした。
◆仕事で意識していること、気を付けていることはありますか
「準備を常にしておく」ということを意識して働いています。何事も自分のことに置き換えて常に考えていることが重要だと思っています。自分の経験値として積み上げをいかに行うかも考えながら働くようにしています。
◆現在の職には転職して就かれたということで、転職の経験について教えてください
就職活動の時点でサッカー関係やスポーツメーカー関係に行きたいという思いを持っていました。サッカーを幼稚園から9年間やっていたこともありサッカー協会の職に就いたときは達成感がありました。転職先では、前職でのPR業の仕事経験から高いコミュニケーション能力を活かすことができていると実感しています。どんな会社でも成長はできます。自分なりに得られるものはあるはずです。
◆学生から社会人になって一番変わったと感じることを教えてください
そこまで変化はないですが、責任感という点で変わったと思うことはあります。ただし、学生時代のアルバイト等でも責任感を感じる場面はあったため、大きな変化は感じていません。
◆ゼミで学んだことで社会人になって活かされたことはありますか
今の仕事は様々な職業や立場の人と関わる仕事なので、異文化交流、異文化接触の観点から様々なバックグランドを理解することの大切さをゼミで学べたことは自分にとってプラスになりました。仕事柄、接する機会の多いヨーロッパの方の中には一つのステータスや知識として美術はあった方が良いという文化があります。話のネタになるだけではなく、ときには美術の知識によって認めてもらえることさえあります。学んでいる間は意識したことはなかったけれど、そういった面でも美術を学んでいてよかったと感じます。
◆将来の夢、今後のヴィジョンについて教えてください
将来的にもサッカー関係の仕事をしていたいと思っています。
在学生へ向けてメッセージ
◆学生時代にしておいた方が良いことがあれば教えてください
今のコミュニティー以外の人とたくさん関わっておいた方が良いです。様々な人が様々な場面でサポートしてくれたり支えになったりしてくれる時があります。たくさんのコミュニティーと繋がっておくことは将来的にプラスになります。人との繋がりは財産です。
[聞き手:由井・川崎・郡司 文責:郡司]